【感染症】

微生物同定 遺伝子検査

用途
1.培養不能の場合
2.嫌気性細菌の同定
3.短日数での菌の同定
4.起因菌の予想が全くつかない場合
検査内容
細菌や真菌の感染が疑われる検体より直接“broad-range PCR”によって微生物DNAを増幅しシークエンス解析することで菌種を決定します。菌種ごとに異なる配列を持つ 16S rRNA遺伝子(真菌ではITSなど)をユニバーサルプライマーで増幅するため微生物の種類によらず検出が可能で、解読した配列をデータベースと照合することで種類の特定をおこないます。
従来型のPCRのように狙った微生物の種類だけ検出する方法とは異なるため、起因菌の予測が全くつかないような場合などに有効です。また培養の難しい嫌気性細菌やマイコプラズマも短日数での同定が可能です。

*下記3項目がご利用いただけます。
  • 細菌同定遺伝子検査
  • 真菌同定遺伝子検査
  • 細菌・真菌同定セット遺伝子検査
対象
細菌

真菌
報告様式
菌種名
材料・検体量注意事項
○全血・・・1cc
○尿,膿・・・3~5cc
○皮膚,組織など・・・100mg程度
輸送方法
冷蔵
検査日数(営業日換算)
8日
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*ご利用に際しましては技術情報の留意点を必ずご確認ください。